【お悩み解決事例】直方市 M様 葺き替え工事事例
お客様のご要望 | 瓦がずれ、破片が出てきているというご相談をいただきました。 診断を行ったところ、さまざまな問題が見つかりましたが、その中でも「寒割れ」という現象が目立ちました。 皆様はこの「寒割れ」という現象、ご存じでしょうか?今期の施工事例と、コラムで解説いたします! |
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施工事例データ
住所 | 直方市 |
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施工箇所 | 屋根全域 |
施工内容 | 葺き替え工事 |
費用 | 105万円 |
工期 | 5日間 |
使用商材 | 三州瓦 和型 |
施工前はこちら
こちら施工前の画像です。点検を行った際にまず目に入ったのが、全体的にずれてしまっている瓦たちでした。
施工時に瓦をはいでみると、瓦を留めておくベニヤ製の桟木がぼろぼろになっていました。
これでは瓦が屋根にうまくひっからず、最悪の場合屋根から瓦が落下してしまう、という危険性も、、
瓦と瓦の間から、崩れた瓦の破片が出てきていることも確認できました。1つ落下すると一気に崩れていた可能性もありますね。
破片を見てもしや、と思い瓦を裏返してみたところ、赤い部分がぼろぼろになっていました。これはおそらく瓦が内側から損傷してしまう「寒割れ」という現象です。
福博瓦工業による施工中の様子
施工開始です!瓦をはいで見ると、朽ちてしまった桟木、寒割れでぼろぼろになった瓦の粉が確認できます。
今回は下地の板がしっかりしていました!悪くなっていた部分のみを交換します。
下地の交換が終わったら、防水紙を張り、新しい桟木を取り付けていきます。
天井裏の空気を抜き、下地の板を長持ちさせるための設備があります。今回はこちらも取り付けていきます。
後は新しい瓦を設置していくのみです!
瓦を葺いていき、
棟部分は平たいのし瓦を、一段一段丁寧に縛りつつ積み上げていきます。
最後に丸瓦をかぶせ、しっかりと留めれば施工終了です!
施工が完了しました
施工完了です!
谷部には、カラーステンレスの板金を入れ込んでいます!
新しい瓦に葺き替え、屋根が輝いて見えますね!
リフォーム担当者の声
いかがでしたでしょうか?
耐久性が高い瓦でも、経年劣化による釘が膨張などにより割れてしまうこともあります。
今回ご紹介させていただいたのは、「寒割れ」という現象です。
この寒割れ、どのような要因で起こるのか?コラムで詳しくご紹介します!
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