屋根葺き替え工事とは?種類やメリット・デメリットを紹介

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屋根は雨や雪、風などの自然災害から家を守る、大切な役割を果たしています。

しかし、屋根は長年使用していると、老朽化し、雨漏りや雪害などの被害を受けやすくなってしまいます。

また、屋根の断熱性能が低下すると、夏は暑く、冬は寒いなどの問題も発生します。

屋根葺き替えとは、古くなった屋根を新しい屋根に取り換える工事です。

葺き替えを行うことで、雨漏りなどの被害を防ぐことができ、断熱性能を向上させ、快適な住環境を実現することができます。

また、葺き替えを行うことで、住宅の寿命を延ばし、

断熱性や耐久性を向上させるため、長期的に見て費用を節約することができます。

こちらのページでは、そんな葺き替えのメリットやデメリット、工法についてご紹介します。



屋根葺き替えとは


屋根の葺き替えは屋根に設置されている屋根材をまるごと取り換える工事です。

屋根材は、雨や雪・暑さなどの外部環境から家を守る役割を果たしています。

屋根材が老朽化したり、破損したりすると、雨漏りや雪害などの原因になるため、定期的に交換する必要があります。

屋根の葺き替え工事には、いくつかの種類があり、

最も一般的なのは、既存の屋根材を取り外して、新しい屋根材と取り換える工事です。

他にも、屋根材を一部だけ取り換える工事もあります。

費用は、屋根の面積だったり、屋根材の種類や工事内容によって異なりますのでご注意ください。



屋根葺き替え工事がおすすめ

  •  ●屋根が老朽化し、雨漏りや雪害などの被害を受けている方
  •  ●屋根の断熱性を向上させたい方
  •  ●屋根の悪いところをしっかりと直したい方
  •  ●住宅の寿命を延ばしたい方
  •  ●屋根の耐久性を向上させたい方

屋根葺き替え工事は、傷んだ屋根を修復し、さらに断熱性や耐久性を向上させることで、

長期的に見て費用を節約することができます。



メリット・デメリット

屋根葺き替えのメリット

メリット① 住宅の寿命を延ばす

屋根葺き替えを行うことで、古くなって性能が落ちた屋根材から新しい屋根材に交換され、

住宅全体を長持ちさせることができます。



メリット② 断熱・遮熱性能を向上させる

新しい屋根材や防水紙には、断熱性・遮熱性に優れたものもあります。

それらに交換することで、冬は暖かく、夏は涼しくなります。



メリット③ 耐久力を向上させる

新しい屋根材は、古い屋根材と比べて耐久力に優れているものが多く、

屋根材の交換で屋根の耐久性がアップし、施工後から長期的に使用することができます。



メリット④ 外観を整える

昨今はデザイン性に優れた屋根材も少なくありません。

デザイン性の高い屋根材に交換することで、家の外観を綺麗に整えます。



屋根葺き替えのデメリット

デメリット① 費用がかかる

屋根葺き替えは、屋根の面積や屋根材の種類、工事内容などによって、費用が異なります。

多くの場合、150万円~200万円ほどで、屋根の大きさによってはさらに増える場合もあります。



デメリット② 工期がかかる

屋根葺き替えは、屋根の面積や工事内容などによって、工期が異なります。

一般的に、1週間~2週間程度の工期がかかります。



デメリット③ 生活に支障をきたす

屋根葺き替え工事中は、屋根に足場が組まれ、騒音や振動が発生します。

そのため、生活に支障をきたす場合があります。





屋根葺き替えは、住宅の寿命を延ばし、

断熱性や耐久性、外観を向上させるための重要な工事です。

しかし、費用がかかる、工期がかかる、生活に支障をきたすなどのデメリットもあります。

屋根葺き替えをお考えの方は、メリット・デメリットを踏まえて決めるようにしましょう。



屋根の葺き替え工事の対象と種類

葺き替えが可能な屋根

工事の対象となる屋根の種類は、大きく分けて以下の3種類に分けられます。


瓦屋根


瓦屋根は、日本の伝統的な屋根材です。

耐久性や耐火性に優れており、長持ちします。

また、断熱性にも優れているため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。

しかし、瓦屋根は重たいので、住宅への負担も少なくありません。

瓦の種類によっては、数十年後にメンテナンスが必要な場合もあります。



スレート屋根


スレート屋根は、軽量で耐久性に優れた屋根材です。

しかし、瓦屋根に比べ塗装などのメンテナンスの必要があります。

また、スレート屋根は瓦屋根に比べて耐火性が劣ります。



金属屋根


金属屋根は、軽量で耐久性に優れた屋根材です。

また、スレート屋根に比べてメンテナンスの頻度が低くなっています。

金属屋根は断熱性、遮熱性が劣ると思われがちですが、近年は断熱材が一体になった商品も登場し、弱点を克服しています。



代表的な3つの工法

屋根の葺き替え工事は大きく分けて三つあります。



【全葺き替え工事】


既存の屋根材を全部撤去し、新しい屋根材に取り換える工事です。

最も一般的で、施工範囲が大きい分、最も施工費用がかかります



【部分葺き替え工事】


既存の屋根材を部分的に撤去し、新しい屋根材に取り換える工事です。

全葺き替え工事よりもコストがかからず、工事期間も短いです。



【重ね葺き工事 】


既存の屋根材をそのまま残して、新しい屋根材を重ね張りする工事です。

全葺き替え工事よりもコストがかからず、工事期間も短いです。

ただし、既存の屋根材が損傷している場合は、一部既存の屋根の修理が必要な場合もあります



工事の流れ


屋根葺き替え工事の流れを7工程に分けてご紹介します。

ご自宅の屋根の状況や、地域・天候の状態に合わせた工程となりますので、

こちらでご紹介する流れは参考としてご覧くださいませ。



  1. 現地調査

屋根葺き替え工事を行う前に、屋根の状態や劣化の程度、周辺環境などをチェックします

この調査をもとに、最適な工事方法や工期、費用を決定します。



  1. 見積もり

現地調査の結果をもとに、業者から見積書を受け取ります。

見積書には、工事内容、工期、費用などが記載されています。

複数の業者から見積書をもらって比較検討し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。



  1. 契約

見積書に納得したら、業者と契約を結びます。

契約書には、工事内容、工期、費用、保証内容などが記載されています。

契約書をよく確認してから、署名捺印してください。



  1. 解体

既存の屋根材を解体します。

解体作業は、慎重に行う必要があります。



  1. 下地処理

解体後は、下地処理を行います。

下地処理には、野地板の補修や防水シートを設置します。



  1. 新規屋根材の設置

下地処理が完了したら、新規の屋根材を設置します。

新規の屋根材は、耐久性やデザイン性の高いものを選ぶことが大切です。



  1. 仕上げ

新しい屋根材が設置できたら、仕上げを行います。

仕上げには、シーリングや清掃などを行います。



屋根葺き替え工事について詳しくは、福博瓦工業までお気軽にお問い合わせください。



葺き替え施工事例のご紹介

田川郡香春町 N様邸 屋根修理事例

施工前

施工前はこちら

施工中

福博瓦工業による施工中の様子

施工完了

施工が完了しました



屋根の葺き替え工事についてご紹介しました。

いかがでしたでしょうか。

日光や雨風からの影響を直に受ける屋根材は、

普段あまり目に付かない場所だからこそ、傷みに最適な補修が必要となります。

屋根葺き替えでは、古い屋根材を新しいものに交換することで、

お住まい全体の寿命を延ばすことができます。

比較対象によく出てくるカバー工法というものが適しているお住まいもありますので、

「我が家は葺き替え工事が最適か?」
「葺き替え工事の見積もりが欲しい、相談したい」

という方はぜひ福博瓦工業にご相談くださいませ。

ホームページでは他にも多数の施工事例を掲載しています。こちらもご覧くださいませ。

 

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