雨漏り修理は業者に依頼！優良業者の選び方

雨漏り修理で失敗しないために、業者選びの注意点を3つご紹介します。

ホームページから業者の実態を読み取れるか

業者が信頼できるものであるかを見極める手段として、まずはその業者のホームページを見ることから始めましょう。

雨漏り補修の施工事例や、スタッフの写真・保有資格が載っていない場合は要注意です。実態が読み取れず、悪徳業者の可能性が高いです。 また、口コミが捏造されていないかを簡単に見ておくことも必要です。

一言だけの口コミや、口コミ主の情報が年代と性別だけなど少なすぎる場合は、身内の方の投稿や、捏造の可能性があります。 スタッフや施工の実態が把握できる雨漏り補修業者を探すことで、怪しい業者を避けられるでしょう。

誇大広告を行っていないか

実は雨漏り修理は完全に補修を行うことが難しい工事です。実は別の場所からも雨水が浸入していたなど、治らない場合や再発する場合が高いのが特徴です。そのため、ホームページに「雨漏り再発防止率100%！」などの記載がある場合は修理方法を詳しく確認するなどしましょう。

詳しい見積もりを提示してくれるか

たいていの業者は雨漏り補修を行う前の点検や見積もりを無料で行っています。雨漏り修理の見積書を提示してもらった際に、破損箇所の状態を写真付きで説明してくれたり、施工費用を範囲・内容ごとに詳しく説明してくれる業者がおすすめです。

反対に注意しなくてはならないのは、施工費用を説明する際の単位が「一式」など、不明瞭または大きな単位だった場合です。 この場合に限らず、分からない部分がある場合は遠慮せず質問し不安を解消しましょう。返答を濁されるなど信頼に欠ける業者には依頼を避けるのが無難です。

雨漏り補修の修理箇所・使用工具・施工内容などについて、詳しく提示してくれる業者に依頼すると安心です。

では、雨漏り補修を業者に依頼する際はどの程度の費用が相場とされているのでしょうか？もちろん住宅ごとの雨漏りの破損箇所や範囲、その状態によって金額は大きく異なりますが、ここでは代表的な雨漏り補修の施工内容についてそれぞれの目安となる費用相場をお伝えします。

瓦の交換

費用相場……1~5万円

瓦の交換は、瓦のズレやひび割れ、瓦の下にある防水シートの劣化など、部分的な雨漏り補修を行う場合に用いられる方法です。
瓦の種類や屋根下地を補修するか否かで費用が変わります。

屋根カバー工事

費用相場……70~150万円

古くなった屋根の上に新しい屋根をかぶせることで屋根をカバーする方法です。屋根の葺き替えを行うよりも施工期間や費用が抑えられることが特徴です。

ただ、この工法は可能な屋根は限られています。屋根面が波立っていないスレート屋根におすすめの雨漏り補修方法となります。

屋根の葺き替え工事

費用相場……80~200万円

屋根の劣化が著しく進み全体的に破損が見られる場合は、屋根の葺き替えを行うことが推奨されます。費用はかさみますが、屋根を新しくすることで耐久性が向上し長期的に家を守ることが可能となります。

見積書に記載されている価格がこの相場と著しく離れていた場合はぼったくりを行う悪徳業者の可能性があります。納得のいく雨漏り補修を依頼できるよう、見積書をしっかりと確認しましょう。

ここまで雨漏り補修を依頼するための業者の選び方と、補修依頼にかかる費用相場についてお伝えしてきました。悪徳業者に騙されないように、優良な業者を見極め、より満足できる雨漏り補修を依頼しましょう。

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